サプリメントの効果 ~ 効果・種類・副作用など ~

2017/10/17

山本 康博 先生

記事監修医師

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長
東京大学医学部卒 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
人間ドック学会認定医
難病指定医
Member of American College of Physicians

山本 康博 先生

サプリメントとは、栄養補助食品です。さまざまな種類があり、その効果も、それぞれ特徴があるといわれています。サプリメントを効果的に摂取することで足りない栄養を補うこともできますが、副作用がでることもあるので注意が必要です。
ここでは、サプリメントの効果についてまとめています。

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

フィッシュオイル(EPA・DHA)

フィッシュオイルは、エイコサペンタエン酸(Eicosapentaenoic acid: EPA)とドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic acid: DHA)の2種類のオメガ3脂肪酸を指す用語です。これらのオメガ3脂肪酸は通常、魚などのシーフードに含まれますが、植物プランクトンにも含まれています。フィッシュオイルは、これらのオメガ3脂肪酸の中で安価で一般的な供給源として推奨されています。
下記の記事では、フィッシュオイルについて解説しています。

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フィッシュオイル(EPA・DHA)

ロイヤルゼリー

ロイヤルゼリーとは、花粉やハチミツを原料にして作られた栄養満点のゼリーであり、働き蜂が生み出したものです。現在では、長生きにつながるかどうか、および、テストステロンへの影響を調査しているところです。
下記の記事では、ロイヤルゼリーについて解説します。

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ロイヤルゼリー

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは、食品の納豆(大豆を枯草菌という細菌により発酵したもの)に由来する多くの酵素の一つで、線維素溶解活性を持つと考えられています。ナットウキナーゼにより、心臓血管系イベントのリスクが減少すると考えられていますが、研究は不十分な状況です。
下記の記事では、ナットウキナーゼについて解説しています。

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ナットウキナーゼ

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は、ミトコンドリア内に発見された分子で、エネルギーを生み出すために重要な役割を担っています。
下記の記事では、コエンザイムQ10について解説しています。

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コエンザイムQ10

クエン酸

クエン酸は、クレブス回路(クエン酸回路)の中間体であり、細胞機能とエネルギー生産にとって技術的に重要です。クエン酸のサプリメントには、水溶性を高めるためにミネラルに結合するもの(クエン酸カルシウムやクエン酸マグネシウムなど)など、有用なものが含まれています。
下記の記事では、クエン酸について解説しています。

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クエン酸

GABA

GABAはγ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノらくさん)または4-アミノ酪酸の略称で、アミノ酸のひとつです。
GABAは主に抑制性の神経伝達物質として機能している物質であり、様々な機能を担っています。
抑制性とは精神を落ち着かせるという意味です。興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスをやわらげたりなど、GABAはストレス社会を生きていくために必須の役割を果たしています。
下記の記事では、GABAについて解説しています。

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GABA

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クエン酸(11) コエンザイムQ10(4) GABA(7) ナットウキナーゼ(7) ロイヤルゼリー(1) フィッシュオイル(EPA・DHA)(3)