食中毒の症状や対処法・まとめ ~ いろいろな食中毒とその予防法など ~

山本 康博 先生

記事監修医師 東大医学部卒、独立行政法人国立病院機構東京医療センター

山本 康博 先生

たとえば野菜や果物をよく洗ってから食べる、豚肉や鶏肉は食べる前によく火を通すといったことは、ついついおろそかになることもあるものです。しかし、食中毒はいつ誰に起こるかわかりません。下記コラムをよく参考にしましょう。

もくじ

高齢者の食中毒


食中毒はおもに細菌や、ウイルス、食べ物によって、消化管に炎症や感染が起こることです。
食中毒は、誰にでも起こる可能性がありますが、今回は特にかかりやすくリスクの高い、高齢者の食中毒に関して、原因や症状、避けたほうがよい食べ物、合併症などについて解説します。

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要注意!高齢者の食中毒の原因と予防方法

ヒスタミン中毒


ヒスタミンはアミノ酸の一種である「ヒスチジン」に酵素が作用することによってつくられる体内物質です。体内へ入ってきた病原体などを排除するために免疫系から放出され、毛細血管を拡張する働きがあります。
ヒスタミン中毒は、このヒスタミンが高濃度に蓄積された食品、特に赤身魚やその加工品を食べることによって起こります。

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魚を食べた後のじんましん、ヒスタミン中毒かもしれません

肉による食中毒


鶏肉や豚肉の食中毒のほとんどは、加熱が不十分であるために起こります。そして、食中毒を引き起こしているのはカンピロバクターという細菌です。
カンピロバクターは鶏、牛、ブタ、ヤギなどの家畜や犬などの腸管内に生息しており、30~37℃の湿った環境で増殖しやすいです。そのため、鶏肉や豚肉を生焼けの状態で食べたり、鳥の刺身、鳥わさ、レバ刺しなどの肉を生で味わう料理を食べることは食中毒を引き起こす大きな原因となります。
さらに下記コラムでは、症状や予防方法について解説しています。

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その鶏肉や豚肉、火は通っている? ~ 肉による食中毒を防ごう ~

アニサキス食中毒


アニサキスによる食中毒について、厚生労働省の統計によると、2007年に6件だった報告件数が16年に20倍以上の124件に増えたとされています。
意外と身近に潜んでいるアニサキスへの対処法について下記では解説しています。

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直近10年で20倍!アニサキス食中毒を避けよう~生鮮魚介類の安全な食べ方のアドバイス~

カンピロバクター食中毒


調理する前の生の鶏肉を洗うと、カンピロバクター菌による食中毒の危険性が高まります。蛇口の下で鶏肉を洗った際に水が飛び散り、カンピロバクター菌が手、衣服、調理器具に広がる可能性があるからです。
カンピロバクター菌は、ほんの少し付着しただけで、食中毒を引き起こす原因になります。
下記コラムでは、それを防止し、食中毒が起きないようにする方法や、万一、中毒になってしまった際の治療方法などを解説しています。

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死亡者も発生!カンピロバクター食中毒

生野菜や果物による食中毒


「ちょっとくらいの泥汚れは大丈夫」というのは、大きな間違い。食中毒を引き起こすのは、肉だけではありません。 野菜や果物についた土に含まれる細菌が食中毒の原因となることもあります。
食中毒の予防のために、野菜・果物は食べる前にきちんと洗い、清潔にして、安全な状態にすることが重要です。下記コラムでは、野菜・果物の貯蔵、洗い方、準備の仕方などについて解説しています。

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野菜や果物も食中毒を起こす!?生野菜や果物による食中毒を防ぐ

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