関節のトラブルの原因・まとめ~関節にどんな問題がおきるか ~

2017/10/4

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

ひと口に関節のトラブルと言っても、その原因が腫瘍の場合もあれば、加齢などによる炎症の場合もあるなど、いろいろな種類があります。ここでは、関節のトラブルを引き起こしている原因をいろいろ集めてみました。

ガングリオン


体の表面に発生する腫瘤(しこり)で、「ガングリオン」というものがあり、手首や足首などの関節に現れます。
良性であり、ほとんどの場合、痛みもありませんが、神経が圧迫されるようなことがあると、関節の痛みを引き起こします。

>> 詳しい情報はこちら
ガングリオンができるのは手首だけじゃないって本当?

ロコモティブシンドローム


年齢や運動不足によって特に下半身(下肢)の筋力が低下すると、立つ・歩く・かがむなどの生活に必要な動作をしにくくなったり、転びやすくなったりします。
関節にはどのような症状が現れるのでしょうか?

>> 詳しい情報はこちら
ロコモティブシンドローム(ロコモ)になると、どんな症状が現れる?

関節リウマチ


関節リウマチは、慢性炎症を起こす病気で、主に関節を患います。よく見られる症状として、関節の腫れや動かしにくさがあります。朝ベッドから出るときや長時間の休憩後は、特に関節の痛みとこわばりが強いです。

>> 詳しい情報はこちら
リウマチの症状とサインを解説、関節の炎症以外の症状もある?

 

偽痛風


60歳以上の高齢者で、突然、関節の痛みを訴える人がいます。痛風の場合は、足の親指の付け根付近や足首周りを中心に発症しますが、偽痛風は膝関節が多いです。あなたの痛みはどの部分ですか?

>> 詳しい情報はこちら
偽痛風ってどんな病気? ~ 痛風とは異なる病気です ~

感染症


様々な感染症が関節痛を起こします。インフルエンザにかかった時を思い出していただくと良いかもしれません。例えば両頬がりんごのように赤くなることからこの名前がつけられた「りんご病」(「ほっぺ病」とも呼ばれます)は、0~9歳の乳幼児や子供が罹患することが多い感染症ですが、
大人の場合は頭痛、手首や膝の腫れなどの症状の他に、関節痛を訴える人も多くいます。

>> 詳しい情報はこちら
りんご病になると、体にどんな症状が出てくるの?

痛風


関節液に尿酸結晶がある、急性関節炎を1回以上発症している、腫れや赤み、そして熱を持った関節炎を1日で発症する、関節の1個所だけで関節炎を発症する、あなたの関節の痛みがこのようなものだった場合は、「風が吹いても痛い」と言われる「痛風」の可能性があります。

>> 詳しい情報はこちら
「風が吹いても痛い」痛風、なぜ発症する?再発は防げる?

前十字靭帯損傷


前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)は、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)とをつないでいる靭帯で、膝の関節内に位置します。運動の際などに膝を安定させて体のバランスをとることには、前十字靭帯も大きく関係しています。
この前十字靭帯を、膝を捻る、着地の際に衝撃を受ける、自然に曲がらない方向に力が加わるなど、膝に非常に強い負担がかかったときに痛めることがあります。
下記のコラムでは、さらに診断・治療法などについても解説しています。

>> 詳しい情報はこちら
運動中に多い膝のケガ、前十字靭帯損傷とは

関連記事

この記事に含まれるキーワード

痛風(31) 関節(8) りんご病(12) 偽痛風(4) 痛風結節(5) リウマチ(14) ロコモティブシンドローム(2) ガングリオン(11)